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渋谷のエースプロは、英語上達の鍵は、発音修得だという信念のもと、医師、弁護士、外資系、CAやパイロット、留学予定の方々に、発音矯正をメインに、ビジネス英会話をきちんとした英文法で出来るよう指導しています。発音は、英語の4技能の根本で、発音修得すると、大きくリスニング力が上がります。特に、近年TOEICに取って代わる、英語検定試験のネイティヴの英語をリスニングして英語で答えるVersant新形式対策には、発音修得が不可欠です。Versantの英語は、アメリカ英語50%、オーストラリア英語を含めイギリス英語は

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ブログ8 イギリス英語とアメリカ英語の母音の次の/r/の発音の違い

映画やドラマを見ていると、アメリカ人は‘r’を強調し連発しながら話しているように聞こえませんか?イギリス英語と比較してみると、その違いは歴然です。これはどうしてなのでしょう?

この質問に答えるためには、言語の歴史を遡る必要があります。

5世紀頃のイギリスには、デンマークや北ドイツから来たアングロサクソンという民族が住んでいました。この頃、イギリスでは、 “Englisc”いわゆる“Old English-古英語”という、ドイツ語と同じ語族のゲルマン語派に属している言語が話されていました。

下記は、英文学最古の作品と言われている “Beowulf”(べオウルフ)から引用した文章です。オリジナルの文献は、古英語で書かれており、現代のイギリス英語とは違って、‘r’は、母音の後に来ても、必ず発音されていました。(黄色くハイライトされた箇所が‘r’が発音されていたところです)

ベオウルフから引用した古英語 (700年頃)

現代英語訳

Lo. We of Spear-Danes in days gone by

日本語訳

ああ、我らは去りし日々に槍のデーン(デンマーク)

しかし、約1300年の月日を経て、イギリス英語は変化し上記の文章で発音されていた母音の後に来る ‘r’ は発音されなくなりました。これはアメリカ英語との大きな違いの一つです。

アメリカ英語の場合、 ‘r’ の発音を表す記号は、母音のschwaに[”]、rの記号が付いたもので表します。例えば、car (車)は[kh ɑɚ] 、bird(鳥)は[bɚ:]、year (年)は [jɪɚ] という発音になります。この例を見て分かる通り、アメリカ英語では、母音+‘r’の綴りが語尾か子音の前に来るとschwa+[”]、rと表示され、古英語のように‘r’を発音するのです。

一方、上記と同じ例を現代のイギリス標準英語“RP” で発音してみると、違いは明確です。

car は[kɑ:] 、birdは[bə:d]、year (年)は  [jɪə]。

RPでは、母音+‘r’の綴りが語尾か子音の前に来ると、母音を二回続けて発音する二重母音で発音されます。アメリカ英語にあったinsert US /r/ phoneticは、RPには存在しません。

それでは、何故RPでは上記のような ‘r’ が発音されなくなったのに対し、現在のアメリカ英語では残っているのでしょう。それには、イギリスの方言とイギリス英語の変化が関係しています。

古英語時代から中英語時代にかけて、イギリスの多くの地域で [ə]+[r]は、だんだん発音されなくなっていきました。しかし、南西部(コーンウォール州、 デボン州、サマセット州)では、まだ ‘r’ が発音されていました。古英語で ‘r’ は、巻き舌で発音しますが、これらの地方における英語の変化により、‘r’ の発音は、現代アメリカ英語の["]によく似ていました。また、アイルランド英語にも、["]の発音がありました。一方、スコットランドの ‘r’は、古英語特有の巻き舌で発音されていました(現在もそうです)。

17世紀、上記のイギリス南西部地方、スコットランド及びアイルランドから多くの人々がアメリカへ移住し、彼らの発音もアメリカに広まりました。現代の標準アメリカ英語(GA)には、17世紀のイギリス英語の影響が残っているため、現代のRPにはない ["]という音があるのです。

実は、現在もイギリス南部地方と北西部のランカシャー州の訛りに["]は残っています(下記の地図参照)。逆に、アメリカのニューイングランド地方、ボストンの訛りでは、現代のRPのように ‘r’ が脱落します。例えば、ボストン訛りでは[car] と [water] がイギリス英語っぽく[kɑ:]と[wɔ:də]と発音されます。

エースプロは、普通の英会話学校とは違い、上記のような言語学知識があり、日本語と英語の発音の違いだけではなく、英語圏内の発音の違いをよく理解している優秀なネイティヴ講師が在籍しています。彼らは全員RPもしくはGAスピーカーです。ぜひエースプロでネイティヴが話す英語を学んでみませんか?日本語英語では通じません。渋谷のエースプロは、オリジナル発音矯正メソッドを使って、英会話をネイティヴ発音で行えるようにします。

渋谷のエースプロは、英語上達の鍵は、発音修得だという信念のもと、医師、弁護士、外資系、CAやパイロット、留学予定の方々に、発音矯正をメインに、ビジネス英会話をきちんとした英文法で出来るよう指導しています。発音は、英語の4技能の根本で、発音修得すると、大きくリスニング力が上がります。特に、近年TOEICに取って代わる、英語検定試験のネイティヴの英語をリスニングして英語で答えるVersant新形式対策には、発音修得が不可欠です。Versantの英語は、アメリカ英語50%、オーストラリア英語を含めイギリス英語は50%になり、イギリス英語を知らない日本人は不利になります。エースは、イギリス英語の発音指導もしております。

 

発音矯正をしてネイティヴ発音で英会話を指導するエースプロは、渋谷代々木上原駅から3分の住宅街にあります。

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